だんだんと暖かくなり、おしゃれが出来るウキウキとした季節になってきましたね!
でも、薄着の季節がやってくると、気になるのが、わき汗じゃないでしょうか?
わき汗のシミが気になって、上着が脱げなかったり、電車でつり革をつかもうとして、恥ずかしい思いをしたり。。。グレーのTシャツが着たくっても着られない。。。グレーのシャツってなぜかすごくわきジミ、目立つんですよね。。。
また、わき汗の臭いが気になって、人に会うのもためらったり、ビジネスシーンでもとっても気になりますよね!
人により程度は違えども、デリケートでなかなか人に相談できる悩みではありません。
わき汗の仕組み・原因を知って、自分に合った対策方法を、ぜひ薄着の季節が来る前に今すぐ実践しましょう!
汗をかく仕組みとは
人間のように汗をかく動物は、それほどいないそうです。
猫は肉球から汗をかきますが、暑い時に汗をかきません。人間のように暑い時や運動をした時に汗をかくのは馬くらいだそうですよ!
では、なぜ人間には汗をかく機能があるのでしょうか?
汗をかく機能が人間に備わったのはサルからヒトに進化する過程でのことだそうです。食料を求めて大地を長時間歩いたり、狩りで走り回ったりするようになったことで、運動量が増え、体温はどんどん上がっていきます。そこで熱に弱い脳やほかの身体の組織を守るために、ほかの動物よりも効率的に熱を下げる仕組みが必要になってきたのです。
全身をおおう体毛には、衝撃や摩擦から身を守るという働き、体温の維持や細菌・紫外線など外部の刺激から肌を守るなどの役割がありますが、体温が上がりすぎてしまうといった危険があります。人間にとって体毛は邪魔なモノとなって退化し、熱を外に逃がす効果にすぐれた「発汗」という仕組みが替わりに発達したのです。
体温調節を担っているのは、脳の視床下部という部位です。
体温が上昇したという情報を脳の視床下部が感知すると、汗腺に「汗を出しなさい!」という命令を出します。
すると、交感神経を活発にさせ汗腺から汗を出し、汗が蒸発するときに身体の表面の熱を奪って体温を下げようとするのです。
また暑くもないのに、緊張や焦り、不安、驚き、興奮といった精神的なことがきっかけとなって、汗が出ることがあります。このような場合は手のひらや足のうら、ワキなどの限られた部位で発汗します。
汗の種類
汗は、皮膚にある汗腺という器官から出ます。
汗腺には「エクリン腺」と「アポクリン腺」の2種類があり、それぞれに汗の性質や汗を出す仕組みが異なります。
「エクリン腺」は、爪の下や唇以外の、体のほとんどの部分に分布しています。その大きさはかなり小さく肉眼ではほとんどみえません。人間において主に体温を下げて、体温調節をするために汗を出す汗腺で、分泌される汗は無味無臭です。
「アポクリン腺」は体の限られた部位、ワキの下、陰部、肛門、乳輪、耳の中にだけあるとされる汗腺です。独立して皮膚に開口しているエクリン腺と異なり、毛根に肉眼で見えるほどの大きな開口部があります。
アポクリン腺から分泌される汗は、色が白っぽく、粘りけがあり、脂質やたんぱく質でできており、この汗を脇に住む雑菌が分解すると独特の臭いを発します。アポクリン腺の役割は、体温調節ではなくニオイの原因となる汗を出し、「ニオイを放つこと」です。もともとは、フェロモンの役割を果たしていたようです。
アポクリン腺は哺乳類の、芳香腺が退化したものと考えられており、思春期以降に発達します。
わき汗の原因
汗は全身から出ているのですが、「わきから出る汗の量が多い」と感じる方が多いようです。
これは、エクリン腺がワキの下や手のひらなどに集中しているからなのです。また、アポクリン腺がわきの下、陰部、肛門、乳輪、耳の中にだけあるということで、わき汗が他の部位の汗よりも多いのは、このように2種類の汗腺がわきの下に集まっているからです。
また、わきは腕を下している状態だと、発汗された水分が蒸発しにくく、蒸れやすいため、わき汗がたくさん出ているように感じるのです。
わきが(腋臭)とは
わき汗の中でも、エクリン腺から出る汗よりアポクリン腺のほうが成分に栄養が豊富なため、強烈なニオイを発するのです。
これがわきが(腋臭)です。
アポクリン腺は、全身の中でも特定の場所にしか存在しない汗腺なのですが、特にわきはニオイが服の外に出やすいため、わきの臭いが気になるのです。
アポクリン腺の大きさや数は、遺伝によるものが大きいため、臭いの強弱にも個人差があり、アポクリン腺が非常に多い人が、わきがになりやすいようです。また、日本人は10%、欧米では90%がワキガ体質を占めているといわれていることから、食文化の影響が大きいと考えられます。肉類など高カロリー・高脂肪の食べ物には、アポクリン腺を活発にする作用があるそうです。
多汗症とは
緊張や焦りなどの精神的な原因で汗がたくさん出るのではなく、「交感神経」が敏感すぎるために、日常生活に支障が出るくらい大量に汗をかくことを多汗症といいます。脇汗だけでなく、手汗、足汗にお悩みの方も多いです。
自宅でリラックスしているだけとか、朝目覚めて活動開始しただけで、人一倍汗をかいてしまったりすることもあるそうです。
わき汗・わきが・多汗症対策
デリケートな悩み、人知れず早く解決したいですよね!
対策はいろいろありますので、ご自分にあった方法を見つけてみましょう!
食生活に気を付ける
カフェインの多いコーヒーや栄養ドリンクなどの飲み物、また刺激の強い食べ物や味の濃い食べ物を控えましょう!また肉類などの高カロリー・高脂肪の食べ物も控えた方が良いようです。
豆乳や豆腐、納豆、もやしなどのイソフラボンを含む大豆製品は発汗を抑える効果があるようです。また、リラックス効果のあるハーブティは副交感神経の働きを促すのでおすすめです。
制汗に効くツボを押す
屋翳(おくえい)
乳首の3cm~5cm(指2・3本分)ほど上の場所。反対の手の中指、人差し指の腹などで優しく押さえてください。
大包(だいほう)
わきの下の真下あたり。人差し指と中指で、ぎゅーっと押さえてください。
この2つのツボを押すと上半身の汗を抑える効果が強いです。優しく、ツボを押さえていることが分かる程度にグッと押さえてみてください!
ツボ押しは気軽にできて副作用の心配もありません。
ただし、即効性、持続性は期待できません。その場しのぎの方法として覚えておくのも良いでしょう!
制汗剤を使用する
最近とてもすぐれた制汗剤がでているので、ご自分にあった制汗剤を使用してみてはいかがでしょうか。
病院で診察を受ける
上記の対策で残念ながら実感を得られない場合は、汗をかく他の病気の可能性がないとはいえませんので、一度診察を受けることをおすすめします。
おすすめ制汗剤
とても良い制汗剤がでていますが、どれが自分に合った制汗剤か分からないですよね。そこで、おすすめ制汗剤を紹介します!
※こちらは個人輸入品となります。
デトランスα | |
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まとめ
本来、汗をかくのは人間にとって必要なことです。でも、女性にとって、汗、特にニオイは気になりますよね!ご自分にあった制汗対策が見つけてください。