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子どもは家族の宝！生まれてきてくれただけで感謝ですね！

ですが、現実問題として避けては通れない教育費。頭が痛いですよね！
これから、どんどん成長していく子どもたちには、色々と経験させてあげたいのが親心というもの。
また、子どもが欲しいけれど、今の収入で育てられるのかという悩みを持つ人も多いのではないでしょうか。

子ども一人を育てるのに本当のところいくら必要なのか、気になりますよね！

子どものためにお金を貯めたい！でもいくら貯めれば良いのでしょうか？
具体的にいくら必要か、あらかじめ把握しておけば、教育資金を貯める目標が定まりますよね！

具体的な金額といっても、かかる費用は進路状況、幼稚園から大学まで公立に通うのか、私立に通うのか、塾に行くのか、習い事をするのか、などによって大きく異なってきます。
ここでは、いくつかのパターンを想定し、見ていきたいと思います。

【幼稚園から高校の費用】

文部科学省が発表している平成２８年度の子どもの学習費調査の結果によると、幼稚園から高校までの費用は下表のようになります。

学習費総額とは保護者が子供の学校教育及び学校外活動のために支出した経費の総額、つまり、授業料や修学旅行費、制服代、学用品代、給食費など学校へ支払う費用と、参考書代や学習塾、習い事、スポーツなどに要した経費など、すべての教育費用を含みます。

幼稚園

	公立	私立
１年間学習費	２３万４千円	４８万２千円
３年間学習費総額	７０万２千円	１４４万６千円

 

小学校

	公立	私立
１年間学習費	３２万２千円	1５２万８千円
６年間学習費総額	１９３万２千円	９１６万８千円

 

中学校

	公立	私立
１年間学習費	４７万９千円	１３２万７千円
3年間学習費総額	１４３万７千円	３９８万１千円

 

高等学校(全日制）

	公立	私立
１年間学習費	４５万１千円	１０４万円
3年間学習費総額	１３５万３千円	３１２万円

 

幼稚園年少から高等学校3年生までの１５年間について，各学年の学習費総額を合計すると，全て公立に通った場合では約５４０万円，全て私立に通った場合では約１，７７０万円となります。

では、進路状況のパターンをそれぞれ見ていきたいと思います。

パターン１

全て公立に通った場合 ： 約５４０万円

パターン２

幼稚園のみ私立に通った場合 ： 約６１６万円

パターン３

高等学校のみ私立に通った場合 ： 約７１６万円

パターン４

幼稚園及び高等学校は私立に通った場合 ： 約７９２万円

パターン５

小学校のみ公立に通った場合 ： 約１０４７万円

パターン６

全て私立に通った場合 ： 約１７７０万円

高等学校までの費用は公立か私立で大きく差が出るのが分かりますね！

【大学の費用はいくらかかるの？】

では、大学へ進学した場合はどうなるでしょう。
大学の費用を見てみると、進路の違いによる費用の差はかなり広がります。
さらに、文系・理系や自宅・下宿などの違いにより、大きく異なってきます。

日本政策金融金庫が平成３０年２月に発表した平成２９年度の教育費負担の実態調査結果によると、私立大学の入学費用は文系で９２．９万、理系で８７．０万円、国公立大学の入学費用は６９．２万円となります。
また、私立大学の１年間の在学費用は、文系で１６１．３万、理系で１８０．２万円、国公立大学の在学費用は１０８．５万円となります。

	国立大学	私立大学
		文系	理系
入学費用	６９万２千円	９２万９千円	８７万円
在学費用（１年間）	１０８万５千円	１６１万３千円	１８０万円２千円
４年間総計	５０３万２千円	７３８万１千円	８０７万円８千円

＊在学費用：授業料，その他の学校納付金，修学費，課外活動費，通学費の合計

さらに、地元を離れて一人暮らしの場合、自宅外通学者への仕送り額は、年間平均９３．０万円、自宅外通学を始めるための費用（アパートの敷金や家財道具の購入費など）は、入学者１人当たり平均３７．５万円となっています。一人暮らしの場合は、４年間で４０９万５千円上乗せとなるようです。

このように、幼稚園から大学まで公立に通い、自宅という一番学費がかからないパターンで約１０４３万円、一番多いパターンとして考えられる、幼稚園と大学が私立の場合は、約１３５４万円ほどかかるようです。

【まとめ】

子育てにはお金がかかるとわかっていましたが、こうして具体的な数字を見てみると、途方にくれてしまうほどの金額ですね。しかし、具体的な金額が見えたら、どれだけ子育て費用を貯蓄できるかが目標が定まります。計画的に備えて、余裕を持って子育てを楽しみたいですね！