最近、ひそかにブームとなっている甘酒。テレビでもたくさん取り上げられていますね。4月17日放送の「この差って何ですか?」(TBS)でもやっていました。
「飲む点滴」「飲む美容液」とも称される甘酒ですが、どんな効能・効果があるのでしょうか?
また自宅で簡単に甘酒を作っちゃいましょう!
甘酒の種類
まず、皆さんご存知だと思いますが、甘酒には2種類あります。
大きく分けると、米と麹でつくる麹甘酒と、酒粕と砂糖から作る酒粕甘酒です。
どちらもおいしいですよね!
管理人は子供のころから酒粕と砂糖から作る甘酒が好きでした。
①米麹甘酒
米麹は、蒸したお米に麹菌をつけ繫殖させたものです。この米麹にお湯を加えて一晩置いたものが米麹の甘酒です。米麹の甘酒はアルコールは入っていません。
日本酒と同様に、麹の発酵作用を利用して米から作るものです。しかし日本酒と違い、甘酒は米のデンプンを麹菌によって糖分に変えているだけです。
②酒粕甘酒
酒粕は、米麹にアルコールの元になる清酒酵母と蒸した米などをいれて、酵母菌を発酵させ、もろみを作ります。そのもろみを搾ると日本酒が完成します。そのもろみで残った粕をお湯に溶かし、砂糖を加えた物が酒粕の甘酒となります。
こちらは酒粕にアルコール分が含まれているので、アルコールが苦手な方は要注意。アルコールが気になる場合は、沸騰させて5分以上煮込めばアルコールが飛ぶので、まず問題はないと考えられますが、体質によっては、ほんのわずかな量の摂取でもアルコール反応が出て、飲酒運転となってしまう恐れもあるようなので、心配なら控えた方が良いかもしれません。
また、砂糖が入っているのでカロリーは高くなりがちです。
さて、2種類ある甘酒ですが、効果が色々違うようです。「この差って何ですか?」で効果の違いをクイズ形式で出題していたのを抜粋してみました。
米麹の甘酒と酒粕の甘酒でより披露回復に効果的なのは?
正解は米麹の甘酒。ポイントは甘みの違いで酒粕の甘酒の甘みは砂糖ですが、米麹の甘酒の甘みはブドウ糖で即効性があるそうです。甘酒に含まれるブドウ糖は、麹菌によって既に分解済となっているため、効率よく体内にエネルギー源を吸収できます。
米麹の甘酒と酒粕の甘酒でよりダイエットに効果的なのは?
正解は酒粕の甘酒。酒粕の甘酒のほうが「レジスタントプロテイン」というタンパク質の一種が含まれており、「レジスタントプロテイン」は油の排出能力が高いそうです。脂質を吸着させてそのまま体外に排泄させていると考えられています。また、コレステロール低下作用や肥満抑制作用等の効果が確認されているそうです。
米麹の甘酒と酒粕の甘酒でより睡眠改善に効果的なのは?
正解は酒粕の甘酒。最新の研究で睡眠促進する「アデノシン」が注目されており、「アデノシン」が高まると眠気を誘って良い睡眠に入れるそうです。この「アデノシン」の作用を酒粕に多く含まれる「清酒酵母」が強めるということです。
米麹の甘酒と酒粕の甘酒でより肌荒れに効果的なのは?
正解は米麹の甘酒。米麹の甘酒には最強の抗酸化物質「エルゴチオネイン」が含まれています。ビタミンC、ビタミンEより高い抗酸化作用をもっており、ビタミンEの7,000倍の抗酸化パワーを持つと言われ肌の老化を抑制します。光による肌の老化を抑える効果も期待できるそうです。
このように、麹の甘酒と酒粕の甘酒でいろいろな効果が違うんですね。その日の体調などで飲み分けても良いですね!
次に、美味しく健康効果をプラスした甘酒のレシピを紹介します。
甘酒レシピ
「トマトジュース甘酒」
甘酒100ccとトマトジュース100ccを合わせた「トマトジュース甘酒」
甘酒とトマトジュース、1:1の割合で混ぜるだけ!
「きな粉甘酒」
きな粉小さじ1を加えた「きな粉甘酒」
「豆乳甘酒」
甘酒100ccと豆乳100ccを合わせた「豆乳甘酒」
甘酒と豆乳を1:1で混ぜただけ!
どれも簡単で美味しく栄養たっぷり!ぜひお試しあれ!
自宅で甘酒を手作り!
なんとヨーグルトメーカーを使うと自宅で簡単に甘酒が手作り出来ちゃうんですよ!
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