12月は一年の締めくくり。12月は旧暦で師走と言います。諸説ありますが、師匠のお坊さんが走り回る、文字通り何かと忙しい時期ですね。
一年の最後を締めくくる行事が増え、同時に新年の準備となる催し物もたくさんあります。
12月はどんな行事やイベントがあるのでしょうか。
12月のイベント・行事・記念日
映画の日 (12月1日)
1896年12月1日に神戸市において日本で初めて映画が一般公開されたことを記念して、この年から数えて60年目にあたる1956年に“12月1日は『映画の日』”と制定し、日本における映画産業発祥(有料での公開)を記念する日となったそうです。この日は映画が1000円で観られるのですが、2003年以降は全国的に毎月1日となりました。
日本人宇宙飛行記念日 (12月2日)
1990年(平成2年)12月2日、TBSの秋山豊寛記者(当時)を載せたソ連のソユーズTM11号が打ち上げられ、日本人初の宇宙飛行に成功しました。
大雪(たいせつ) (12月7日ころ)
二十四節気の一つ。雪が激しく降り始めるころ。立冬から数えて、およそ30日頃のことをいいます。この頃になると山の峰はほとんど雪に覆われ、熊をはじめとする動物たちは冬ごもりを始めます。
世界人権デー (12月10日)
世界人権宣言が、1948年(昭和23年)12月10日の第3回国際連合総会で採択されたことを記念して、1950年(昭和25年)の第5回国際連合総会において、毎年12月10日に記念行事を行うことが決議されました。
赤穂義士祭 (12月14日)
映画、テレビドラマ等で繰り返し演じられてきた『忠臣蔵』のモデルとなった赤穂事件から300年以上を経た現在も
衰えることのない人気を誇る赤穂浪士の討ち入りのエピソードにちなんで、毎年、討ち入りの日である12月14日には、全国各地で四十七士をしのぶ赤穂義士祭が開催されています。四十七士の墓があることで知られる東京の泉岳寺では春・冬と年二回赤穂義士祭を開催しています。
冬至 (12月22日頃)
二十四気の一つ。一年中で太陽が最も南に寄り、北半球では昼が最も短い日。陽暦12月22日ごろ。この日にはゆず湯に入ったり、地方によってはカボチャを食べたりする風習があります。
天皇誕生日 (12月23日)
日本の国民の祝日の一つ。日付は今上天皇の誕生日の12月23日ですが、2019年4月30日に退位された後は、平日になるかも?
クリスマス (12月25日)
クリスマスは、イエス・キリストの降誕(誕生)を祝う祭です。(誕生日ではなく降誕を記念する日)毎年12月25日に祝われます。
お正月飾り (12月13日以降)
正月飾りを飾る時期は、日本の暦での「正月事始め」である12月13日以降ならいつ出しても問題ないそうですが、今は、クリスマスが終わった頃から飾り付けるのが一般的です。28日まで飾る事が出来なかった場合は、30日に飾るのがよいとされています。
年賀状の準備
全国の郵便局では、毎年12月15日から「年賀特別郵便の受付期間」が始まります。翌年1月1日(元日)に届けるには、12月25日までに投函するようにしましょう!
大晦日 (12月31日)
大晦日(おおみそか)は、1年の最後の日。昔、大晦日は正月に迎え入れる歳神様(としがみさま)をまつるための準備の日でありました。大晦日に「年越し蕎麦」を食べる習慣は比較的新しく、江戸時代から始まったと言われています。別名「つごもりそば」、「三十日そば」とも呼ばれ、細く長い見た目から長寿や健康を願って食べられるようになりました。
除夜の鐘
日本仏教にて年末年始に行われる年中行事の1つ。12月31日の除夜(大晦日の夜)の深夜0時を挟む時間帯に、寺院の梵鐘を撞きます。
除夜の鐘をつく回数「108」の数の意味・由来については、人間の煩悩(ぼんのう)の数を表すとする説のほか、12か月・二十四節気・七十二候を足した数で、一年間を表すとする説もあるようです。
まとめ
12月は盛りだくさんの行事・イベントがありましたね!
家族が集まる行事が多いので、家族団らんの時間を楽しんでくださいね!