1年のうちで寒さが最も厳しく1月ですが、年が明けてお正月を迎えると、新年の行事やイベントも、嬉しくて楽しい気分になりますよね。
1月といえば思い浮かぶ風物詩、行事、イベントなどを集めてみました。
1月のイベント・行事・記念日
元旦・元日 (1月1日)
『元日』は1年の1番最初の日を指し、1月1日のことです。『元旦』とは元日の朝のことです。また、正月とは1月の別名であることから、本来は1月1日から31日までを指すそうですよ!今では、三が日もしくは松の内(門松やお正月飾りを飾っている期間)を正月としている説や、元々松の内が1月15日までだったことから1月15日とする説、1月20日説など諸説あり、地域によって異なるようです。
書初め (1月2日)
日本の年中行事の1つで、新年になって初めて毛筆で字や絵を書くこと。もともとは宮中で行われていた儀式であったが、江戸時代以降は庶民にも広まりました。
同義語として、試毫(しごう)、試筆/始筆(しひつ)、筆始/筆始め(ふではじめ)、試簡(しかん)、試免(しめん)、試穎(しえい)、試春(ししゅん)、試觚(しこ)が、類義語として、初硯(はつすずり)、吉書始/吉書始め(きっしょはじめ)、吉書などがあります。
御用始め (1月4日)
日本の官公庁では行政機関の休日に関する法律により、仕事始めは 1月4日(4日が土日の場合は、直前の金曜日)で、御用始め(ごようはじめ)と呼ばれ、その年の最初の業務日となっています。
七草 (1月7日)
七草(ななくさ)は、人日の節句(1月7日)の朝に、7種の野草あるいは野菜が入った粥(七草粥)を食べる風習のこと。年頭にあたって豊年を祈願し、「今年も家族みんなが元気で暮らせますように」と願いながらお粥をいただきます。
春の七草
『セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ』
110番の日(1月10日)
この記念日は、110番の適切な使用を推進しようと、1985年(昭和60年)12月警察庁が定めました。1986年(昭和61年)1月から警視庁では「通信指令センター」を一般公開し、女性アイドルを「一日通信指令本部長」に任じています。
警察庁は、警察への緊急通報用ダイヤルである「110番」を不要不急の用件で使用しないよう、また、緊急性のない場合は、相談専用電話「♯9110」を利用するよう呼びかけています。
鏡開き (1月11日)
日にちは地方によって異なります。年神様がいらっしゃる1月7日までを松の内といいますが、鏡開きは、松の内が明けた1月11日に行うのが一般的です。
松の内を15日とする地方では、鏡開きを15日または20日に行う場合があります。
また、京都では1月4日に行われるそうです。
お正月にやってくる年神様は全ての人や物に新しい生命を与えるために現れると伝えられています。その年神様の霊力はお供えした鏡餅に宿っているので、鏡餅を食べることでその力を授けてもらい新しい生命をいただき、1年の家族の無病息災を願います。お供えした餅に年神様の霊が宿っているので、刃物を使わず木づちなどで叩いて割って(鏡を開く)、雑煮や汁粉などで食べます。
成人の日 (第2月曜日)
日本の国民の祝日の一つ。平成11年(1999年)までは『1月15日』でした。成人の日を1月15日としたのは、この日が小正月であり、かつて元服の儀が小正月に行われていたことによるといわれています。
ハッピーマンデー制度導入に伴い、2000年から1月第2月曜日、つまり、その年の1月8日から14日までのうち月曜日に該当する日に変更されました。
大寒 (1月20日ころ)
大寒とは、一年でもっとも寒い時期という意味です。
二十四節気の第24。期間としての意味もあり、1月20日~2月3日まで、すなわちこの日から、次の節気の立春前日まで。
寒気を利用した食物(味噌、凍り豆腐、寒天、酒など)を仕込む時期にもあたります。
また、大寒に行われる行事やイベントには、寒中水泳や、滝等のパワースポットで行われる水行など、極寒の中で心身の鍛錬を行って邪気を払うという行事や剣道や空手などの武道においても寒げいこが行われます。
まとめ
1月は冷え込みが厳しい日も多く、コロナはもちろん、インフルエンザ等も例年流行する時期です。
特に受験生の皆さん、体調管理をしっかりして、自分の力を信じて最後まで発揮してくださいね!