田植えをするための早苗を植える「早苗月(さなえつき)」が省略されて「さつき」と呼ばれるようになった5月。
5月は新緑も美しく、1年のうちでも過ごしやすい月ですよね。
5月と言えば、まずゴールデンウィークを思い浮かべる方も多いと思いますが、他にどんな行事・イベント・記念日があるでしょうか。
5月の行事・イベント・記念日
ゴールデンウィーク
日本独自の毎年4月末から5月初めにかけて国民の祝日が続く大型連休期間。ラジオの聴取率が高い時間帯をさすゴールデンアワーにならった和製英語で,当初は黄金週間といわれてました。
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メーデー (5月1日)
5月1日に世界各地で行われる労働者の祭典。始まりは1886年の5月1日、アメリカのシカゴを中心に、低賃金で1日12~14時間勤務が当たり前だった過酷な労働環境を改善するために、8時間労働制を要求して労働者がゼネラルストライキ(全国的な規模で行われる労働争議)を起こしたことに由来します。
八十八夜(はちじゅうはちや) (5月2日頃)
毎年、立春から数えて88日目(立春の87日後の日)にあたるのが、雑節の八十八夜です。21世紀初頭の現在では平年なら5月2日、閏年なら5月1日です。気候が暖かく落ち着いてきて、ようやく霜がおりなくなり、農家では、本格的に農作業の準備が始まり、稲の種まきや茶摘みも見られます。
憲法記念日(5月3日)
日本の国民の祝日の一つ。国民の祝日に関する法律(祝日法、昭和23年7月20日法律第178号)では「日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する」ことを趣旨としています。
みどりの日(5月4日)
国民の祝日に関する法律(祝日法、昭和23年7月20日法律第178号)第2条によれば、「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心を育む」ことを趣旨とします。2006年(平成18)以前は4月29日でした。1989年(昭和64)1月7日、昭和天皇が崩御、従来の天皇誕生日は、名称を変えて祝日として残されることになりました。
端午の節句(こどもの日)(5月5日)
旧暦では午の月は5月に当たり、5月の最初の午の日を節句として祝っていたものが、後に5が重なる5月5日が「端午の節句」の日になりました。もともとは、古代中国の菖蒲を用いた邪気払いの行事でした。端午の節句には、柏餅やちまきを食べ、菖蒲湯にはいります。
母の日 (5月第2日曜)
お母さんに日頃の苦労をねぎらい、感謝の気持ちを伝える日です。アメリカの母の日の影響を受けており、カーネーションを贈るのもアメリカの母の日から由来します。
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