【体験談】猫の下部尿路疾患FLUTDとは?我が家の場合

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我が家には2匹のねこちゃんがいます。男の子と女の子です。

2匹は2歳半の兄弟です。

昨年の春先、男の子の方が、下部尿路疾患になりました。

下部尿路疾患を予防できる方法や工夫を知っておきたいという方のために、その時の我が家の体験談と動物病院でかかった医療費、予防法などを紹介したいと思います。

猫の下部尿路疾患(FLUTD)とは

まず、「下部尿路」とは、膀胱から尿道までのことです。

下部尿路疾患とは、特発性膀胱炎をはじめ、尿結石・血尿・頻繁で痛みを伴う排尿・尿道閉塞など、さまざまな症状を引き起こす「おしっこにまつわる疾患」の総称です。FLUTDとは「猫の下部尿路疾患」の略称です。症状が進むと生死にも関わるそうです。

その中でも特に多いのは、膀胱や尿道に砂や石のような物質(結石)がたまってしまう「尿路結石症(尿石症)」という病気です。

結石にはその成分によっていろいろな種類があり、代表的な尿路結石にはストルバイト(リン酸アンモニウムマグネシウム)結石とシュウ酸カルシウム結石というものがあります。これらはリンやマグネシウム、カルシウムといったミネラルバランスが適切に取れていない場合や、食事の影響で尿が酸性やアルカリ性に傾きすぎていると形成されやすくなります。また、体質的な要因もあるようです。尿のアルカリ化、マグネシウム過多では、ストルバイト結石に、尿の酸性化、マグネシウム不足になると、シュウ酸カルシウム結石になりやすくなります。ストルバイト結石は若いオス猫に多く、シュウ酸カルシウム結石は老猫に多いようです。年齢によって違うんですね!

下部尿路疾患を発症すると、トイレに行っても尿が出なかったり、排尿時に痛みが出たり、血尿や頻尿などの症状が表れます。尿道結石や尿道栓子で尿道が詰まり、おしっこが排泄できなくなる状態が続くと、急性腎不全になって尿毒症を引き起こし、生死にも関わるかもしれないのです。


こわいニャー

 

猫の下部尿路疾患の原因は

猫の下部尿路疾患の原因は以下のものがあげられます。

・尿路結石
・膀胱炎
・尿道炎
・膀胱周辺の腫瘍
・尿道閉塞
・尿路感染症
・細菌感染

性別に関係なくかかるものなのですが、特にオスは尿道が細長くてカーブしている部分があり、先端も細くなっているので、結石が尿道に詰まって重症になりがちです。肥満の猫もかかりやすくなるそうです。

ただ、調べても上記の症状を引き起こす原因がまったく不明のものもあり、これは特発性FLUTDと呼ばれ、FLUTD全体の約50%を占めているそうです。特発性FLUTDは、特発性膀胱炎や間質性膀胱炎と呼ばれることがあり、原因は不明ですが、膀胱上皮のバリア機能の異常や、自己免疫性疾患、肉体的・精神的なストレスなどが関与しているとされているそうです。

しかしながら、いちばんの要因は、猫の「カラダの構造」だそうです。
もともと水の少ない砂漠に住んでいた猫の祖先は、水分をあまりとらなくても大丈夫なカラダの造りをしていて、体内の水分を効率的に使う能力が発達し、腎臓で尿を濃縮して出すようになったため、尿が濃くなりやすく、「尿路結石」になりやすいカラダになってしまったようです。そうならないため、水分はなるべく取らせた方が良いのです。

次に、「食事」です。先程も述べましたが、食事の影響で、食べたものに含まれるミネラルやアミノ酸のバランスやミネラル量が適切でないと、尿が酸性やアルカリ性に傾きすぎて、マグネシウムやカルシウムが尿中で結晶化してしまうのです。

そして、「尿pH値」も大事になります。「尿pH」とは、尿が酸性寄りか、アルカリ性寄りかを示す値です。
pH=7が中性。それより、数値が小さいと酸性、大きいとアルカリ性となります。
年齢によってマグネシウムとカルシウムが結晶化しやすいpH値は異なります。成猫期に多いストルバイトはpH値が6.6以上で結晶化しやすく、高齢期に多いシュウ酸カルシウムはpH値が6.0以下で結晶化しやすいとされています。

猫の下部尿路疾患の予防

このように、猫ちゃんが下部尿路疾患にかからないようにするために、飼い主としてできることは、

 

・バランスのとれた食事管理(尿pHとマグネシウム・カルシウム含量に配慮した)

 

・十分に水を飲ませること

・トイレを清潔にすること

 

 

病気になってからではなく、普段から気を付けたいものです。

 


気を付けてニャー

猫の下部尿路疾患かも?チェック項目

血尿が出ているトイレに行っても、なかなかおしっこが出ない
以前に比べて、トイレに行く回数が増えた
トイレでない場所でおしっこをするようになった
おしっこをした後の砂がキラキラしている。
おしっこが赤い
陰部をしつこくなめる
おしっこをする時に痛がって鳴く
最近、元気や食欲がなくなってきた

このような症状があった場合、早めに動物病院へ連れて行った方が良いかもしれません。

 

我が家の場合

我が家の場合、実は下部尿路疾患のことは、恥ずかしながら、全く知識として持っていませんでした。

ある日、男の子の方が、頻繁にトイレへ行くのに気が付きました。通常トイレに行く回数ってそれほどないですよね。昼間は大体寝ているし。朝1回、夕方1回、うんち1日1回ってところでしょうか。

しかし、その日はトイレに行ったなと思ったら、数分も経たないうちにまた行くんです。それも何回も何回も。出ているのか出ていないのかも微妙な量。。。

それが、何日か続いたので、もしかして膀胱炎かな???と思い、動物病院へ連れて行きました。

おしっこの問題の場合、尿を採取していかなければならないのを、病院へ行って初めて知りました。我が家の場合、トイレが特殊で(後で説明します)、それに2匹飼いなので、その子の尿だけを持っていくことが限りなく難しいのです。ですので、病院で尿を取ってもらうことになりました。まずエコーで見て尿が溜まっているか見ます。残念ながら、出した直後のようで、膀胱にはたまっていませんでした。一応、お腹から注射針をさして採取しようとしてもらいましたが、残念ながら尿を採取することはできませんでした。痛い思いだけさせてしまいました。
その日は、尿検査はできなかったのですが、お薬(バイトリルフレーバー錠・・尿路感染症などに用いられる抗菌剤)を3日分いただき、様子を見ることにしました。

かかった診察料は
↓↓↓
6,240円

その後3日間薬を飲ませましたが、あまり変化はないようでした。後日、病院へ連れて行きました。今回はトイレへ行く前に連れて行ったので、きちんと尿を取ることができ、検査してもらえました。
すると、顕微鏡で見えましたよ・・・尿の中に石が!尿路結石でした!
今回は違うお薬(ビクタスSS錠20㎎・・尿路感染症などに用いられる抗菌剤)を1週間分をいただきました。また、下部尿路用の食事療法食として色々な種類のキャットフードの試食を1週間分いただき、食いつきの良いのを選び、購入することになりました。

今回かかった診察料は
↓↓↓
2,592円

1週間薬を飲ませ、食事を食事療法食へ変えたところ、徐々に変化が現れました。トイレに行く回数が顕著に減ったのです!

1週間後再び診察してもらいました。再度同じお薬(ビクタスSS錠20㎎)を1週間分と、食事療法食(pHコントロールオルファクトリー500g)を購入し続けることになりました。

今回かかった診察料は
↓↓↓
2,268円
食事療法食(pHコントロールオルファトリー500g)は
↓↓↓
1,516円

そして1週間後、再度尿検査してもらったところ。。。結石が見えません!どうやら消えたようです。
念のため、もう1週間分お薬を飲ませた方が良いとのことで、1週間分のお薬をいただき帰りました。
本当に良かったです!

今回かかった診察料は
↓↓↓
3,672円

念のため、2ヶ月に1度は尿検査をした方が良いと獣医さんから言われました。そして、水分をたくさん与え、療法食も続けた方が良いとのことでした。

療法食はこちらからも購入できます。我が家の猫ちゃんはこれが一番食いつきが良かったです。

↓↓↓

 

その他の療法食

 

 

今回の尿路結石症でかかった診察料

今回の尿路結石症でかかった診察料は、トートルで14,772でした。

そこそこの金額ですよね。

今回の件で感じたことは、普段から飼い主として食事などのケアが必要だということと、ペット保険に入っておくべきだったということでした。

そこで、ペット保険は一括資料請求すると比較できて便利です。

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